まどろみ
生きることって真剣に考えれば、夢見がちな自分から現実的な自分にならなきゃいけなくなる。
何の仕事をして稼いでいく?
とか、
もっと勉強しなきゃいけない
とか。
今、僕は高校生です。人として生きるために、「稼ぐ」ってことが当たり前だけど、小学生の頃よりも中学生の頃よりも、身近に感じられてきました。
大学へ行く方が、「稼ぐ」って点で有利になるのも承知です。
そして、勉強をする。
していれば、自分がまだ足らないこと、もっとしなきゃいけないことが多くあると実感する。
話は変わりますが、昼寝をするのが、けっこう好きです。
あと、ぼうっと何かを考えるのが好きです。
そして、何を書くか決めずに落書きしたり、料理したりするのも好きです。(たまに良いのができます)
でも、好きじゃないのは、「ギスギス」していることです。
お金とか、交友関係のドロドロとか、競争とか。
でも生きてれば、絶対直面するし。
そういうとき、安直かもしれないけど、感じるのが
「もういなくなりたい」
勉強とか、稼ぐとか、そういうことから解放されたい。
”お金持ちになればいい” のかもしれないけど、
お金持ちもそれなりに資産運用とか、忙しそう。とても牧歌的で、好きな時に料理をして、好きなくらい寝ていられる。そんな生活は、そうそうないんだろうなって。お金持ちになったとしても、全部から解放されない。
余計に、まどろみが恋しくなってしまう(笑)
そして、たまに、まどろみが「淡い期待」と結びつく。
誰かとても気の合う人、恋人なんかと、一生まどろみにいたい。(つまり、永遠に眠るということ)
そんな情景を想像するときは、必ず、静かな音楽がかかっています。
亡き王女のためのパヴァーヌとか。
いまの自分の「夢」の一つに、あるのが
牧歌的ななかで一緒に暮らしたい人と暮らすこと
それが難しいなら、一緒に眠りたい人と、まどろみの中で永遠に眠ること。
です。